バスの乗り方

上海市内は縦横無尽にバスが走っているので、これを利用しない手はない。

1,運行時間
 路線にもよるが、早朝7:00くらいから夜21:00くらいまでは運行している。
 郊外に行った場合には終バスの時間を確認しておいたほうがよい。
2,準備するもの
 ・交通地図(上海城区交通図(5元)など。その辺の売店やターミナル周辺で売っている。なるべく詳しいものを)
 ・小銭(1元硬貨を多めに)
 ・メモ帳,筆記用具
3,バスの種類
 ・路線バス,巡回バス,ミニバス(今回は利用しなかったが、あるらしい)
 ・形での違い(トロリーバス(南京西路のみか?),普通のバス)
 ・エアコンの有無
  料金が違うので注意(エアコン付き:2元,なし:1元)。路線番号のあとに、「*」のマークがついている
  
4,バスの乗り方
 (1)バス停を見つける
   バスに乗るには、あたりまえだがまずバス停を見つける必要がある。
   バスは大体大きな通りにそって走っているので、走っているバスを見かけたら、その通りを自分の行きたい方向に
   歩いてみる。すると、そのうちにバス停の標式が立っているのが見つかる。
   街中ではいくつかのバス路線が集まっていることが多い。
 (2)降りたいバス停を調べる
   バス停の標式にはそのバスの全バス停が書いてある。また、今いるバス停には何かマークがついている。その中
   から自分の目的地に近いバス停を探すのだ。
   上海のバス停にはたいてい通りの名前がついているので、地図を見ながら近いバス停を探そう。
   (実際には交差点のすぐ近くにないことが多いが、何とかなる。)
   乗るバスを決めたら、目的地までいくつめか確認しておく。
 (3)バスを待つ
   乗るバスが決まったら、その番号がついているバスをじっと待つ。基本的に時刻表はなかったと思う。ひたすら待つ。
   なお、路線名にアルファベットがついているものもあるので注意が必要。行き先が少し違ったり、停まるバス停が違
   っていたりする。
 (4)バスに乗る
   目当てのバスが来たらいよいよ乗りこむ。
   ここで注意。バスにはワンマンと車掌付きの2種類があるのだ。見分け方としては、中央の窓から顔を出して叫んで
   いる車掌がいなければワンマンだ。
   ワンマンの場合は、基本的に日本のバスと乗りかたは同じである。前の扉から乗りこんで料金箱に所定の料金を入
   れる。金額は扉のわきに書いてある。
   初乗りはエアコンなしで1元、エアコン付きで2元だ。わからなかったら車掌に金を見せて聞けば、うなづくか首をふっ
   てくれるだろう。(中国人は愛想のない人も多いのでわかりにくいかもしれないが・・・)
   一方、車掌がいるバスの場合は、まずとにかく乗りこむ。そして、車掌のところへ行って行き先を告げて料金を支払う。
   中国語が話せない人でも、行き先を紙に書いて見せれば大丈夫。こんでいる場合でもなんとかたどりつこう。
   (どうしてもだめな場合は行き先を書いた紙と金を手渡しで回してもらえるという話しもあるが、ためしたことはない)
 (5)車中〜降車
   車中にバス停が載っている運行表などがあったら、降りるバス停を再確認しておいたほうがいい。
   中国語の聞きとりに自信がなかったら、車中では右側にいたほうがいい。窓から外を見て、バス停を1つ1つ確認するこ
   とができるからだ。
   降リるバス停の1つ前を確認したら、降りロの近くへ移動しておく。混んでいても移動しておいたほうがよい。
   バス停についたら、乗ってくる人をかきわけてがんばって降りよう。日本の電車のように降りる人を先にしてくれないし、
   降りロから乗ってくる人もいるので・・・
   バスを降りたら、現在地を地図で確認する。わからなければ、前後どちらか近い方の交差点まで行って通りの名前を確
   認するといい。

上海旅遊記
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